わかりやすく伝える技術

会社でのこと

従業員の一人が社外で発表することになり、
事前に社内で発表会のリハーサルをすることになりました。

発表者は、パワーポイントを使って説明します。
時間は25分から30分程度、内容は知らない状態で発表を聞きました。

道に迷う

30分の発表だと結構長く感じます。
導入から入り、(発表後に分かったことですが)大きなテーマは3つか4つ。

専門的な内容なので細かいところが分からないのは仕方ないのですが、
パワーポイントの詳細な内容を目で追っていくのはなかなか大変。

終わりかと思ったらまだ次のテーマがあったりして、
言いたいポイントはどこだったのか、見失ってしまいました。

聞き手に地図を渡す

最近、池上彰さんの、「わかりやすく伝える技術」を読み、
最初の方にこんなことが載っていました。

私は、わかりやすい説明とは、相手に「地図」を渡すようなものだと考えています。説明のための「地図」。それを放送業界では「リード」と呼んでいます。

最初に「いまからこういうことを話します。」と短い紹介をしてから本題に入ると、聞き手は聞く準備ができます。
話の目的地が分かると安心して最後まで話を聞くことができそうです。

他にも役立つことがたくさん

池上さんは、NHKでの32年間、その後もフリージャーナリストとして活躍されています。

現場記者、ニュースキャスター、週刊こどもニュースのお父さん役など、様々な経験から得た技術がこの本にはたくさん詰まっています。

個人的に特に参考になったのは、パワーポイントの作り方。

まず、ざっと話したい要素を書き出す。
リードを作る。
目次を作る。
一回書いてみる。
どこを図解にすればいいか考える。
パワーポイントを作る。
パワーポイントにそった原稿に書き直す。
その原稿を箇条書きのメモにする。

実際に作るのは大変ですが、練習を重ねていきたいと思います。

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