現在、妻と娘は妻の実家の北海道に帰っているため、一人で迎える週末でした。
そうだ 京都、行こう。
ということで行ってきましたよ、京都に。
京都情報を調べてみると、今週末まで京都市美術館で「ダリ展」が開かれていることが分かったので、それをメインにすることにしました。
美術館の近くの南禅寺も行ってみることにしました。「美の巨人たち」というテレビ番組を見てから一度行ってみたかったんです。
近江八幡駅から電車で
今回もいなべ市から近江八幡駅までは車で行って、そこからJRで京都駅に行きました。
近江八幡駅の北口にあるチケットショップの自動販売機で往復の切符を買います。
往復1,340円のところ、100円引きの1,240円で買えました。
駅に入るときは、「近江草津⇔南草津」を入れて、京都では、先ほどの切符と「京都⇔南草津」切符の2枚を改札口に入れればOKです。
バス一日乗車券
京都駅のバス乗り場近くで、市バス・京都バス一日乗車券カードを買いました。
バスに3回以上乗れば元が取れます。(1回230円)あと利用日に京都水族館、京都鉄道博物館が10%割引になります。
無料で市バス観光マップがもらえるのですが、この本もオススメです。
主要な乗り場の停車場所と行先のバス番号がすぐ分かります。ポケットサイズなのがいいです。今回は行き先が決まっているので買っていませんが、昔大阪に住んでいて、京都に行くときはバッグにいつも入れてました。
ここまで書いてきていうのもなんですが、一日でいろんなところを観光したいという人は、バスだけの移動はやめておいた方がいいですよ。
時間によってはめちゃめちゃ混みますし、待ち時間、移動時間もすごくかかるので、地下鉄、京阪、阪急電車等を使った方が有意義だと思います。
最近では京都には車で来たりすることが多かったので、京都駅前の人の多さにはちょっと驚きました。ほんとに観光客多かったです。
ダリ展
11:30に美術館に到着しました。
早速建物の中に入って行こうとすると左手に行列ができています。チケットを購入するための列で10分くらい並んでチケットを買いました。
今回のダリ展は、ダリ財団、ダリ美術館、レイナ・ソフィア美術館の3機関の共同プロジェクトだそうです。スペインに行かなくても日本で見れるというのはありがたいことです。日本での個展は約10年ぶりだそうです。
京都のダリ展は9/4で終わりですが、次は東京の国立新美術館9/14~12/12まで開催予定です。
いざ入場
基本的に年代別に展示されていて、その時々の影響を受けた画風が分かり面白かったです。
やはり20代後半から30代の作品、シュルレアリスム時代のコーナーが印象に残りました。奇妙すぎる!
ダリさんがどのような考えでこの作品を描いたのか、その思考過程が知りたいです。僕が想像しても一生たどり着けない世界です。
奇妙な世界に迷い込んだようで、貴重な体験をさせていただきました。
絵のタイトルも面白いのがありました。
「皿のない二つの目玉焼きを背に乗せ、ポルトガルパンのかけらを犯そうとしている平凡なフランスパン」
「オーケストラの皮を持った若いシュルレアリストの女たち」
「チェロに残酷な攻撃を加えるベッドと二つのナイトテーブル」
シュールな面が注目されがちですが、様々な技法に挑戦していて見ていて飽きないです。
土曜日で人が多すぎてゆっくり立ち止まって見ることができなかったことは残念でしたが(平日に来れたら最高だったかもしれない)、大満足の展示でした。ありがとうございました。
南禅寺へ
美術館から出てくるとすでに14時を過ぎていました。美術館前のチケット購入の行列は3倍くらいに増えていました。人気すごい。
動物園を横に見ながら南禅寺に向かいます。15分くらいで着きました。
禅宗の1つ、臨済宗南禅寺派の大本山です。
中に入ってからが広いです。
見どころは、石川五右衛門の「絶景かな」で有名な三門、方丈庭園(枯山水)、南禅院、水路閣でしょうか。
紅葉の時期は相当美しそうです。
方丈庭園(虎の児渡し)
水路閣(琵琶湖疎水の水路橋)
御朱印
方丈庭園では、人が一人もいない時間があって、庭を独り占めしている気分が味わえて幸せでした。
御朱印は紙で受け取るタイプでした。南禅寺で販売されている御朱印帳を買うと記入済みのものがいただけるそうです。御朱印帳を持参していたのでちょっと残念。
明治時代に作られた琵琶湖の水を運ぶ水路閣は不思議と風景に溶け込んでいました。
紅葉の時期に家族とまた来たいなぁと思いました。
後半(その2)に続きます。
では、また!!