三重県津市にあるルーブル彫刻美術館に行こう

本日は、芸術の秋にぴったりなルーブル彫刻美術館の紹介です。

ルーブル彫刻美術館について

三重県津市にあるルーブル彫刻美術館は、フランスのルーブル美術館の姉妹館として開館し、2017年12月で30年目を迎えます。
作品は、実物から直接型取りした復刻作品を1300点展示しています。
直接型取りしているので大きさはもちろんのこと、傷ひとつにいたるまで本物と一緒というのが特徴です。

美術館建設の経緯

約50年位前、先代の館長がパリのルーブル美術館を訪れ、ミロのヴィーナスを見た時にいたく感動したそうです。
なんとか日本の地でミロのヴィーナスなど有名作品を見ることができないかとルーブル美術館と交渉しましたが、実物から型をとるということは本体に傷がつくということで何度も断られました。
最終的に17回目の訪問でやっとOKが出たということです。

おすすめ作品

ミロのヴィーナスのほか、有名な展示としては、ハムラビ法典碑、ミケランジェロの「奴隷」、ルーブルを通じてイギリス大英博物館のロゼッタストーンなど直接型取りした作品を展示しています。

なかでもオススメは、サモトラケのニケ(勝利の女神という別名があります)。
スポーツメーカー、ナイキ(NIKE)のロゴマークはニケの翼をイメージしたものです。
フランスの場合は遠目からしか見れませんが、ここでは360度裏まで近くで見ることができます。
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ルーブル美術館のサモトラケのニケ

その他オススメとして、ナポレオンのデスマスクがあります。
当時ナポレオンが亡くなったときに担当医が顔から直接型取りしてブロンズにした作品です。
実際にナポレオンがどういう顔をしていたのかがはっきりわかる作品であり、世界に数点しかないうちの1点が展示されています。

入館料

大人(高校生以上):1,500円
60歳以上・学生・障害者:1,000円
小人(小中学生):800円
団体(30名以上):1,400円

ルーブル彫刻美術館のホームページに200円割引券(大人料金のみ)があるのでプリントアウトしてお持ちください。

訪問予定が1週間以上先の場合は、前売入場券をホームページから申し込むと大人1,000円になります。

あと、HISクーポンというサイトで、大人200円割引と大人2名以上で図録(1000円)プレゼントというのをやっているみたいです。

アクセス

所在地:三重県津市白山町佐田1957

電車の場合

近鉄大阪線「榊原温泉口駅」下車徒歩5分です。

車の場合

大阪・京都・奈良方面から
「名阪国道上野東I.C」より約45分です。
名古屋方面・滋賀方面・伊勢方面から
「伊勢自動車道久居I.C 」より約20分です。

まとめ

ルーブル彫刻美術館の作品はレプリカとはいえ、実物から型取りしたものなので十分見る価値があると思います。
実際フランスのルーブル美術館まで行くことは時間・費用ともかかるところ、有名作品を日本で見ることができるのは大変貴重です。
そうはいっても、googleの口コミでは賛否両論3.3点になっていましたので、美術に興味がある方や、何か面白そうと感じた方は、一度訪れてみてもいいかもしれませんね。

<ルーブル彫刻美術館>
三重県津市白山町佐田1957
059-262-1111
年中無休
9:30~17:00(入館は16:30まで)
http://www.louvre-m.com/

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